協同組合

信楽焼の命は土と炎。当組合の主な業務はメーカーへの原料供給や資材の供給を筆頭に、新原料の研究、開発の支援が中心となっています。特に陶器の精錬や供給においては、独自の陶土工場や原料・資材倉庫を保有。信楽地区内から隣接県にわたるワイドな供給ネットワークを駆使し、各種原料を揃え、陶器製造業者の生産活動を応援しています。
国際文化へと成長した信楽焼にかける、製造業者の命の土と炎を絶やしてはいけません。この世界ステージである「信楽」で、私たちは国際的に通じる品質の向上と創造への一翼を担うという大きな使命感に燃えています。

組織概要

名称 信楽陶器工業協同組合 出資金 55,807,000円
住所 〒529-1811 滋賀県甲賀市信楽町江田985番地 職員数 9名
電話・FAX 0748-82-0831 0748-82-3473 役員数 141名
URL http://www.shigaraki.ne.jp/ 役員

12名【理事9名:監事3名】

役員
理事長 大原 耕造
副理事長 谷 信男
理事 葛原 章年
理事 村木 郁夫
理事 小西 敏夫
理事 神崎 直樹
理事 奥田 隆次
理事 奥田 文悟
理事 小川 記一
監事 川口 隆之
監事 村木 浩之
監事 木戸 貞昭
(平成24年現在)

E-mail touki@kokumi.ne.jp  
設立日 昭和25年1月20日(中小企業組合法よる設立)

明治20年 信楽陶業組合設立
明治28年 信楽焼同業組合設立
昭和10年 信楽陶器工業組合設立
昭和25年 信楽陶器工業協同組合設立
昭和43年 重油センター竣工
昭和49年 精錬工場増設完成
昭和50年 国の伝統工芸品として信楽焼が指定される
昭和52年 信楽伝統産業会館竣工(組合本部)
平成7年 重油センター跡地に共同住宅「クラフトレジデンス21」竣工
平成9年 精錬工場隣接説地に信楽陶器工業協同組合本部事務所竣工
 

事業内容

陶土精錬・供給事業

1.陶土供給事業
陶土品質安定のため、仕入鉱山の視察、調査を事前に行いつつ、受入管理の充実をはかり、品質管理の徹底と新素材による新杯土開発、組合員への混合杯土の対応に積極的に取り組む。
2.資源確保対策
組合所有鉱区権の管理、買入原土鉱山の視察、受入陶土の確保と信楽土の原土採掘に取り組んでいる。 3.陶土精錬工場の老朽化対処
新設備の研究(欧州ドイツでの窯業機械展の見学及び陶土工場の視察実施済)を実施し、今後の設備体系と職員の労働環境の改善について数年後を目標に検討中である。

陶土精錬・供給事業

釉薬原料・耐火物・石膏等を中心として陶器製造に係わる資材の供給をしている。 この部門は組合員にとっては便利なサービス部門となっており、組合員との面談の機会も多いことから、この部門のことに限らず、陶土に対する要望、更には組合に対する要望の収集も行っている。 今後、小物機械および棚板といったような日常的に使用し、組合員の仕事の改善ができる商品の紹介及び販売を重視していくことを検討している。

陶土精錬・供給事業

焼成燃料・乾燥燃料・暖房用燃料として、重油類の供給を継続している。 しかしながら、年々ガス燃料への窯に切替えが進んでおり、受注の一元化、配送の合理化等の努力をもって利益を確保している。また近年では、窯業関係者のみに限らず、地域一円への燃料供給業務を行っている。

陶土精錬・供給事業

釉薬(うわぐすり)とは、焼成前の製品に施すことにより、製品を美的(美しく装飾する)と実用的(丈夫にする・なめらかにする)にするものです。組合では、各種用途に応じた釉薬を製造しています。

陶土精錬・供給事業

最近の情報化の動きは著しく、新しい考え方や新しいシステムが次々と生まれており、産地信楽にも大きな影を及ぼしつつあります。 このような状況下において、産地の組合員は情報化の波に乗り遅れてしまうのではと危惧しており、当組合としましても組合員の経営を支援し、「情報化」を推進していくことが使命であると考えています。 その為「情報化委員会」を組織して、情報化時代に対応すべく組合員への情報化促進・産地からの情報発信を行うための事業を推進している。 また、組合員向けのコンピューターの研修会を継続して開催しており、情報化事業に積極的に取り組んでいる。

陶土精錬・供給事業

信楽焼という伝統技術の伝承と組合員の自主的な経済活動を促進させるには、若手人材確保と後継者育成が欠かせません。長年その対策が叫ばれて久しい中、具体的な手立てが打ち出せなかったわけですが、平成7年に幅広く町外からの人材確保も容易にさせる若手従業者向(独身)共同住宅が竣工し、その運営管理を行っている。

陶土精錬・供給事業

1.新製品開発事業の推進
国・県の補助事業としてガーデニング製品の開発に取り組み、「Jガーデン」のブランドでカタログ作成、展示会出展。
2.雇用対策補助事業の推進
組合員共同研究事業に積極的に支援協力を行い、新杯土開発による新製品開発を促進し各事業所の雇用創出努めている。
3.労働保険代理業務の継続
組合員の労働保険業務に関する事務手続き、各種代行業務、各保険業務のサービスに行っている。
4.従業員の健康管理
集団健康診断及びじん肺検診実施を定期的に実施しており健康管理の対策や作業環境の改善に努めている。
5.組合員との連携と意思疎通の強化
組合員との対話及び各種研修会の開催、部会活動の強化等含め情報の収集提供に努め、組合員との活発で円滑な運営を図る方向で進めている。
6.陶器まつり事業への参画
組合は町の振興とともに陶器まつりを商品開発の場としてとらえ、総合展示会場(陶芸の森「産業展示館」)に毎年新製品を展示している。
7.製品の安全対策の推進
PL法の対応と安全対策に努めPL保険の加入促進、工場内品質管理のためISO14001、9000等の国際規格の研修を実施。
8.産地の活性化
信楽焼振興協議会の各事業に積極的に参画し産地活性化と振興に努めている。

共同住宅

創造性をはぐくむ、快適な暮らしをあなたに!!

信楽陶器工業協同組合は信楽焼の次代を担う若手従業者の確保と快適な生活の提供をめざし、信楽の里に、『クラフトレジデンス21』を建設しました。21世紀のクラフトマンのために、ワンルームとは思えないゆったりとしたスペースと充実した暮らしの設備を完備しています。  
 地場産業における雇用問題の1つに従事労働力の高齢化があります。平成に入り、若手従業員の採用については、住宅不足とその確保が重要な問題でした。そのため、組合では具体的な事業として、平成5年度より国・県の実施する施策・制度と連携し、産地の労働環境改善事業推進の一環として、構成組合員とともに第1種中小企業人材確保推進事業を実施しました。
 零細な中小企業者が多い当産地において、組合員事業所が個々に住宅を確保する場合には、土地の確保を始めとして建設に対する資金面からも困難が想像されます。その対応策として、組合を中心とした共同で住宅を建てる計画を策定しました。それにより、組合員事業所が低コストで住宅を確保し、採用時に安心して町内外に対し求人ができることで、産地内の労働改善事業を促進し若手従事者の確保・定着、福利厚生の向上が図られました。
 産地組合の構成組合員事業所の若手従業員が一ケ所の住宅に生活し、お互い同志の情報交換が出来るので、若い人達の産地の状況把握と組合に対する一層の理解が今まで以上に深まり、また、工業組合あるいは陶芸の森との連携とその活用によって、信楽焼産地の新しい活力が生まれる試金石になることを願っています。

クラフトレジデンス21概要

場所滋賀県甲賀市信楽町長野292番地の1
敷地面積1119.69m2
建築面積38905m2
構造鉄筋コンクリート造(壁式構造)4階建
平成7年8月完成
住居占有面積ワンルーム22.46m2
バルコニー3.24m2
その他駐車場・自転車置場・ゴミ置場完備